性懲りもなく、
とうとうオンデマンドの契約をして、
おかえりモネを見返すことに。
目的は、菅波先生の登場シーンを見ること。
8月途中からの録画しか残してないので、
もう一度どんなだったか確かめたくて、
ちゃんと登場回をチェックして。
・・・のはずが、
初回から見始めたら、
つい番組全部を通して見てしまっている。
(やっと登米編が終わったとこ)
こんなに時間を取るはずじゃなかったのに、
やめられない。
やっぱりこのドラマが好きなんだ、と思う。
朝ドラロスで、
次の「カムカム~」もちょっと見てみたんだけど、
やっぱり何かちがう。
おかえりモネは、
初回から好きだった。
特に登米編は、自然もたっぷり描かれて、
サヤカさんも素敵で、
出てくる俳優の多くが好きな人だった、
ということもあるのかな。
坂口健太郎は、実は嫌いな方だったので、
初めのころはちょっと困ってたんだけど、
いつのまにか大好きな存在になった。
今やってる「ハンオシ」を、
モネ終了後に録画分で見てみたんだけど、
菅波先生の上書きはしたくなくて、
2回の途中で見るのをやめてしまった。
菅波先生は、
おかえりモネのドラマの展開の中で、
見てる人の心をあったかくする、
大事な存在だった。
坂口健太郎は、
いい役をもらっていたなあ、と思う。
もちろん、彼の俳優としての力が、
それを実現したのだけれど。
モネの中の登場人物は、
みんなやっぱりいい人たちで、
最後まで知った上で見返すと、
永浦家の1人1人が、
それぞれ抱えていたものがあったんだなあ、と
改めて思ったり。
登場人物たちの悩みは、
みんな思いやりやまっとうな心があるからこそのものだった。
自分が日々、ちっちゃなことで
自分を責めたり迷ったり傷ついたりしながら、
それでも普通に日常を送っていて、
なんとか自分の行き先を探している。
そんな気持ちに寄り添ってくれるドラマだった。
描き方も、ほんとにたっぷりゆっくりだったし。
必要以上におちゃらけたりしてないのも、
私にはよかった。
あの普通さ、静かさ、真面目さが、心地よかった。
なんか心の中に、
小さな勇気をもらえたような気持ちで
今も過ごしてる。
あたらしい自分の毎日を探りながら。