坂口さん出演の余命１０年、観てきた。
小松奈菜さんとダブル主演。
旬の二人で、確かに二人とも主演だった。
小松奈菜さん演ずる「まつり」が中心ではあるけれど、
坂口さん演ずる「かずと」の変化も惹きつけられる。
やっぱり坂口さんは、
表情が魅力的。
そのときそのときの感情が、生々しく伝わってくる。
出会いのときの心もとなげだったところから、
時間を重ねるごとに、変わっていく関係の中で見せる
ひとつひとつの表情が、心に残る。
坂口さんの表情を見るために、
もう一度映画を観たいなあと思うくらい。
やっぱり魅力的な俳優さんだ。
いろんな仕草の中に菅波先生がのぞくところがあって、
菅波先生のものだと思ってたのが、
坂口さん由来だと思うと、
ちょっとさみしい気持ちも。
映画は、美しい映画でした。
そして、いやな人がだれも出てこない。
