ちょっと、なんてことないつぶやき。
大画面TVになって思うのは、
画像がほんとにくっきりよく見えること。
小さい画面だったら気づかない背景のいろいろもよく見えるし、
人の表情も、細かいしわや汗までわかるから、
微妙な感じがより際立つ。
よく、画面内の小道具に注目されたりすることがあるけど、
あれはこういうことからだったんだ。
坂口さんがトークとかでよくハンカチで顔をぬぐっているのも、
汗が映るから気にしてだったのか、と思ったり。
今まで見えてる気になってるものも、
実はもっと情報があったのだということ。
実際日常でこんなに細かく見ることはないから、
こんなふうにくっきり細部まで見えることがいいことかどうかわからないけど、
鑑賞する対象としては、
よく見えるのは楽しみが増える。
(自分が映る側にはなりたくないけど。
今被写体になるというのはけっこうむごい)
「見てる」ということは、当てにならないことなんだと思う。
自分が見えてるものは、そのとき自分が見えてるものでしかない。
この大画面で見ることに慣れてしまうのも、
ちょっとこわい気がする。
大画面TVになって10日ほどの新鮮な感想でした。