モネ日記

「おかえりモネ」感想・・・その後の日々のつぶやき(エンタメから)・・・

やりたいこと

「やりたいことをやったときには、よいものができると思ってる」

 

日曜美術館皆川明さんが言ってたこと。

彼がとても難しい刺繍を頼んでいる

信頼する業者のことを語りながら。

彼のブランド、ミナペルホネンは大好きで、

番組でも紹介されてた、東京都現代美術館での展覧会「つづく」

も見に行った。

 

流行のファッションや経済効率を追うのでなく、

ずっと続く、自分がほんとに良いと思うものを

創造し提供していく。

デザインの道に入った皆川さんが、

初めからずっと求めていたこと。

 

自分はこれがやりたい、

というものがみつかっている人はうらやましい。

 

この間、上白石萌音さんの本「いろいろ」を読んだ。

こんな本が作れたら本望だろうなあ、

と思うような、今の上白石さんが詰まった、

愛情いっぱいの素敵な本だった。

中にあふれていたのは、

ほんとにお芝居が好き、

歌も踊りも好き、という思い。

家に帰ってからもずっと歌ってるとか。

人前が苦手だけど、それでも、と。

 

私は、自分がやりたいこと、というのが

いまだによく見えなくて、

それで動き出せなくてもやもやしてる。

 

一方で、

ジブリプロデューサーの鈴木敏夫さんは、

「やらされてやってきたことばかり。

 だから、いまだに、自分は何に向いてるんだろう、と思う」

と言ってた。

そういうのだって、ありなんだ。

 

坂口さんは、

「ずっと役者をやってるかわからないけど、

今はこの仕事がおもしろいと思ってるからやってる」

と言ってた。

「いろんな人の人生を経験できる、

 お得な職業だなあと思う」なんて、

ほんとに愉しそうに。

 

何か、自分が一生懸命になれることを見つけたい。

今までずっと、

「ほんとはこれがやりたいわけじゃないんだけど」

という気持ちを抱えて仕事してきたから、

もう言い訳なしでいきたい。

そして、自分が愉しんでいたい。

 

まずは気持ちに引っかかったことからやってみることかな、

と、そろそろと動き出してるところ。

これがどこへつながっていくのか、

他の動きも始めた方がいいのか、

ゆるゆると探り探りの日々。