このごろ映画づいていて、
今日は「さかなのこ」を見てきた。
今日も、迷ってるなら行こうの精神で。
あんなに愉しい映画とは知らなかった。
笑って映画見たなんていつ以来だろう。
客席からも、クスクスや吹き出し笑いがしょっちゅう聞こえてた。
けっこう屈折した役も多いふたりだけど、
憎めない人の良さがちゃんと出てた。
いい役者さんたちがたくさん出てて、
あり得ないように思えるエピソードの話も、
なんだか自然に受け取れた。
もちろん、のんはぴったりで。
さかなクン本人は、どうしてあの役で出たのかな。
原作を読んでないから、
ほんとのさかなクンの人生は知らないけれど、
あれもひとつの真実ということなのかな。
ほんとにキツイ場面そのものは描かれないで、
匂わせるだけで話は進んでいく。
でもみんな辛そうな顔はしてないし、
みー坊の空気読まなさに、なんだか救われていく。
好きなことへの気持ちだけにまっすぐで、
邪心が全然ない人。
ちょうど読んでた「ちはやふる」の主人公千早も
そんな感じだなあ。
変な気を遣ったり体裁を考えたりがないことは
まわりからすると突拍子もないけど、
とても気持ちのいいエネルギーの使い方。
忖度がない代わりに疑念もない。
そして、これがさかなクンとして実在するのだと思うと、
さかなクンってほんとにすごいと思う。
よかったね、と思う。
これで今のところ見たいと思ってた映画はコンプリート。
どれも見てよかった☆