楽しみに見に行ってきた。
映画館は一番大きなスクリーンが充てられていて、
そうか、そういう作品なんだなあ、と知る。
16年ぶりってすごいと思うけど、
登場してる懐かしい人たちは、
そんなに経過してるほどには、あまり変わってない。
普通のドラマだと、歳月の経過を役作りで見せたりするわけだけど、
これはほんとにその年月を経た人たちなので、
大人はそんなに老けないんだなあ、と
リアルに感じて、安心して見ていられる気持ちに。
子どもと年寄りの人だけは、大きな変化。
みんなどんどん登場して、
ほんとに同窓会のような映画だった。
初めの方で、おなじみの始まりのBGMが流れたときは、
なんだか胸がじんわりとして、
ああ、私はこのドラマが好きなんだなあ、と再認識したり。
個人的な感想としては、
2時間ちょっとの映画に詰め込むより、
長いドラマでやってもらいたかった気も。
どうして映画にしようと思ったのかな。
富岡涼くんは、面影そのままで、
やはり本人でよかったと、出てくれたことに感謝。
同じ脚本家、監督なんだけど、
描き方がちょっと違う気がして、
厳しい現実がいくつも突きつけられていく中、
ドラマよりも救いやあったかさは少なめ?
制作の人たちの気持ちは、今そこにあるということなのかな。
朝ドラ「舞いあがれ!」が今週から脚本家が戻って、
そのせいなのか、少し落ち着いた印象。
舞の話し方もトーンが細やかになって、
今日の回とかは、久しぶりにやりとりをじっくり見た。
貴司くんの言葉とか、
ばんぱに不安を打ち明けるところとか。
高畑さんや赤楚くんが出ると、なんか安心するなあ。
同じ作品で同じ登場人物でも、
作り手のかげんで雰囲気が変わるものなんだな、
とちょっと知った気になってる。
微妙なとこはわからないんだけど。
また楽しみに見ていけたらいいな。