モネ日記

「おかえりモネ」感想・・・その後の日々のつぶやき(エンタメから)・・・

べらぼう 胸いっぱい

先回から今日まで、毎日じわじわ吉原事情のつらさをひきずってて、

見るのが苦しいドラマだなあと思いながら、

それでも今日の回もなんとか見たよー。

そしてたっぷりいいもの見せてもらったの気持ち。

 

始まったら、政治世界の方からスタートでちょっと拍子抜け。

私はそちらの方はもっとしんどいので、ほとんどスルーでごめんなさい。

 

蔦重の出版話にからんだ不穏な動きもありつつ、

瀬川の身請けに向けてのことは、

案外すんなり進んでいって、

蔦重とも妙なドロドロじめじめは無し。

そのへんが潔いというか。

 

それでも、旦那の恩情なのか、

瀬川と蔦重のつかの間のふたりの時間は、

二人とももう未練は見せず、踏み込みすぎず、の中で、

最後の方のやりとりには、

先週よりも胸が詰まった。

二人を映した画像がとてもきれいだった。

流星さんの一瞬のまっすぐな表情はやっぱり心つかまれるものがあるし。

 

瀬川の最後の花魁道中、

小芝さんのたっぷりの見せ場だった。

蔦重がひとり正面にいるのって、問題ないの?って気になったけど、

だれも違和感持ってないみたいだったからありなのかな。

最後まで笑顔を崩さない蔦重の心意気。

 

終わりの検校の表情が気になるけど、

どうか、瀬川のこれからが非情なことになりませんように。

これからはまた蔦重の出版話が主になるのかしら。

そうしたら、もう少し痛快な展開になる?