今日も虎に翼で始まる。
このごろは、BSで先に見るようになってて。
今日の虎に翼、ちょっと珍しい感じがした。
なにか、全部言い切らないというか。
優未と寅子が変顔しあったところ、
ナレーションで「優未も私を・・・」で止まる。
寅子も「優未はすごいな」としか言わず。
「・・・」の部分はなんだったのか、
わかる気はするけれど、
あえて言わなかったのが、この作品らしいところだとも思う。
視聴者を信頼してるというか、限定しないというか。
今日の優未ちゃんは、なんだかかわいかったなあ。
そして、涼子と玉のエピソード。
最後に初めて言葉を発した寅子の「玉ちゃん!」の声がすごかった。
こちらもハッとさせられるような。
この台詞だけで、今日の回は保存、と決めたくらい。
このごろ、伊藤沙莉にどんどん好感もてるようになってて、
前は、ちょっと出しゃばり感が好みじゃない気がしてたんだけど、
このところの落ち着いた演技で、すっかり印象変わって。
私はゲンキンだなあ、と思ったり。
最後のふたりの会話が英語になってることについて、
他の人が、
「日本語と違って、英語なら、
相手のことを『you』という呼び方しかないから、対等に呼び合える」
と言われてて、なるほど。
人との関係で「対等である」って、なかなか難しい。
私は、高齢の母に対するとき、
つい、上から目線、世話する目線、守る目線、
になってることに気づく。
母は母で、子どものことは、いつまでも子どもとして気にしていたり。
これからの虎に翼、
どんなテーマを提供していくのかな。
今週はあと1回。
気になってるいくつかの要素、どうやって回収されるのか、楽しみ。