モネ日記

「おかえりモネ」感想・・・その後の日々のつぶやき(エンタメから)・・・

わだかまりのあるもの

最近読んだ「星野源 ふたりきりで話そう」という対談本の中で、

坂口健太郎さんが、ゲームのストーリーで好きな傾向をきかれて、

「ひとつは、わだかまりを残していたい。

 終わって、あれはどういうことだったんだろうとか、

 あのふたりはどうなったんだろうとか、

 頭の中で考える作品の方がずっと心に残っていて」

と言ってた。

 

自分の出演する作品でもそうなのかな。

 

わだかまり、と聞いて私がすぐ浮かんだのが、

「そして、生きる」のラスト。

いまだにモヤモヤを引きずっていて、

なんでああしたのか、

ちがう形にできなかったのか、

あの後のふたりはあのままなんだろうか、

と考えてしまう。

それは、ちょっと恨みのような気持ちもあって、

まだ納得できないでいるんだけど、

これも、坂口さん的には好きなものに入るんだろうか。

 

こんなふうにいつまでも考えずにはいられない作品、

というのはすごいことでもあるから。

 

坂口さんの過去作品視聴、

「君と100回目の恋」をこの間見た。

思ったより違和感なく見られて、

坂口さん演じる主人公の一生懸命な思いが

自然に伝わってきた。

号泣の仕方がKEYと同じだったり。

 

イノセンス」をちょっと見かけていて、

「ハンオシ」もちょっと見かけている。

 

「ハンオシ」はリアルで少し見て嫌になってやめたものだけど、

今はもう少し冷静に、坂口さんの微妙な表現鑑賞用、

という感じで楽しんでる。

おかえりモネ終了時よりもいろんな坂口さんを見てるので、

期待値やアレルギーが少なくなってるせいかも。

 

まだ見てない坂口ドラマ、映画はいくつもあるので、

楽しみなような、きりがないような。

でも素敵な作品に巡り合えるのはうれしい。

まだまだ知らない素敵なものは世の中にたくさんある、

とやはり思う。