写真集1つ、届いた。
坂口さんの最新の「君と、」。
とってもよかった・・・!
封を開けて本を見た瞬間から、
本の紙の質感も、色合いも、デザインも、
ぎゅっと心つかまれる感じがあって、
自分の好みにストライクな予感。
ビニールを外したあとしばらく開かずに置いておいた。
中を見るのがもったいなくて。
どきどきしながら開くと、
扉写真に金髪坂口さん。
そのブックデザインが素敵で、
あとはどの写真も、言葉も、レイアウトも、
全部期待以上だった。
私の見たかった坂口さんがあった。
そして、
最後のインタビュー。
知らない坂口さん情報がいろいろあって、
それは知りたかったことでもあって、
しんとした気持ちで読んだ。
こんなことが語られているとは思ってなかったので、
ほんとに思いきって買ってよかったと思う。
何か、自分も人とあたたかい関係を築きたくなった。
自分を開放して、信頼できているような。
本の制作期間にコロナが重なって、
そんな中の作品で、
この時期の坂口さんの多様な撮影作品の表情も伺えて、
何か、特別な記録の1冊、という気がする。
「優しくて美しい」をコンセプトに、
ということだったけど、
もっと、
強さ、覚悟、深さ、、、
何かに向かって常に考えている、
そんな人間坂口さんの芯のようなものを
感じる写真集だった。
どのページも、何度も見返したい本。
ありがとう。