昨日、坂口さんのインタビューが掲載されてるバックナンバーが2冊届いて、
時間があったのでさっそく読了。
「クイックジャパン」という雑誌、
雑誌というより、本、だった。
文芸誌のような厚みとサイズにびっくり。
こんなカルチャー雑誌があったのだと、
初めて知りました。
坂口さんのほかにも、エンタメの紹介記事がびっしり、ずっしり。
1冊はももクロの百田さんがメイン特集、
もう1冊は、川栄李奈さんがメイン、
それぞれたっぷり紙面が割かれていて、
取り上げられてる人たちにとっては幸せな本だなあと思う。
編集の人たちが、みんなのことを愛してつくってる感があって、
読み応えたっぷりの本だった。
(太田出版HPで見ると、
現在創刊25周年のユース・カルチャー誌とのこと。
私は「ユース」じゃないけど、楽しみました☆)
2015年と2018年のものなので、
坂口さんは、ちょうど映画に出だしたときと、
「シグナル」で連続ドラマ初主演のとき。
それぞれ飛躍のときに当たっていて、
どう考えてその時期を越えてきたのかが知れてよかった。
基本、自然体の坂口さん。
「僕は楽観的なタイミング至上主義なので、
これだ!と思う作品で声をかけてもらうまでは時期じゃないと思って、
焦りはなかった」
お父さんをはじめ、家族の人との今までの関わりも、
彼のものの受取り方に幸せな影響があったのだと思う。
自分のことは好き、とはっきり言って、
でもそれがまた魅力のひとつに思えてしまう。
楽はしてないですよーと言いつつ、
彼のメンタルが、飛躍してきた要因なんだと思う。
去年から今年、ほんとに大活躍の坂口さん、
若くてきらきらしてる今の時期を越えて、
これからどんな役者さんになっていくのか、
祈るような気持ちで追っている。
こういう、人の心境の変遷を読んだりすると、
さて自分はどうだったんだろう、と
振り返りたくなる。
それは、自分を大切にするために。