モネ日記

「おかえりモネ」感想・・・その後の日々のつぶやき(エンタメから)・・・

ヘルドッグス☆&

「ヘルドッグス」をとうとう観てきた。

あれこれ迷ってるよりは行っちゃえ、という気持ちで。

 

案ずるより産むが易し、

心配したほどグロい描写はなかったので、

最後まで観ていられた。

とは言っても、やっぱり抗争とか騙し合いとかは好きじゃないので、

お話的にはあまり入り込めないまま。

ただ、最後まで観ると、意外に坂口さんの役がメインエピソードになってて、

確かにバディものということか、と思ったり。

 

坂口さんは、坂口さんらしい役の造形で、

いい役をやったなあという感じ。

ぶっ飛んだ映画とは言ってたけど、

スタイリッシュに節度のきいた画面だった気がして、

見終わって嫌な感じはなかった。

坂口さんシーンだけならもう一度見たいかな(笑)。

 

ああいう映画は、

非日常でめちゃくちゃやれる分、

やる俳優さん的には楽しいんだろうなあ、特に男の人は、

なんて思ったり。

 

とにかく一度見て気がすんだ。

思いきって観に行ってよかった。

 

その後続けて観たのが「川っぺりムコリッタ」。

これはまた静かな不思議な映画。

 

映画を観ながら思うのは、

自分は潔癖なんだなあ、ということ。

こういうのは好きじゃない、許せない、

と思うと、けっこうその気持ちから抜け出せない。

登場人物の気に入らない言動が通されると

いらいらしてしまったり。

でも映画はその後の展開の中で、

また違う面も描かれて、

人のことを懐深く受け止めていく。

そういうところまで思い至れる心の柔らかさを、と

教えてもらってることでもある。