映画「ヘルドッグス」公開に合わせて
今怒濤の番宣で、岡田&坂口がテレビ・雑誌にたくさん露出。
ちょっと遠出した図書館で、
「日経エンタテインメント!」「スクリーン」
の取材記事を読んだ。
「日経~」のインタビューはいつもけっこう充実していて、
今回のも、「ヘルドッグス」のことだけでなく、
このところの坂口出演作にいくつも触れて、
追い風の中にある坂口さんをとらえた内容。
坂口さんは、各作品ごとの自分の取り組みを
それぞれ詳しく語ってた。
坂口さんが、作品の中の自分の芝居を語るときに、
「~~の調整に気をつけました。そこは難しかったです」
という言い方をよくする。
作品の中での自分の役の位置づけを考えて、
そのための微妙な塩梅を考えている。
ただ楽しんで役に取り組んでいるだけでない、
クレバーに役や作品と向き合っている人だとよくわかる。
自分の取り組みを、
ただ感覚でやるだけでなく、
ちゃんと言葉で説明できること。
そういうのに私は憧れる。
自分がしていることが、
どんな意味があるのか、
そのためにどうすることが必要なのか、
どうしているのか、
そういうことに自覚的になってないとできないこと。
目の前のことをこなしながら、
無理のないように日を過ごすことも大事だけど、
「なんのために」「何を大切にして」
自分が行動していくのか、
なんかちょっと確かめたいなあ、と思うこのごろ。