「ケイコ、目を澄ませて」観てきた。
けっこうお客さん入ってた。岸井ゆきの最優秀受賞効果なのか。
私もその一人だけど。
映画は、あれ?これで終わり?と、
私には場面の意味がわかりにくいところもいくつかあって、
あまり予備知識なく見たので、
途中、これは聴覚障害の実情を伝えることが目的のひとつかな、と思ったり。
画面の色調が全体に暗めで、劇的に大きくストーリーが動くわけじゃないけど、
主人公の女性の、何かにじっと耐えてるような必死な姿は
とても惹きつけられた。
かっこよくはない。
ボクシング関係のシーンに嘘がない感じで、その素の感じがよかった。
この映画の岸井さんは好きだ。
自分も何かを地道にやり続けたくなる映画。