映画「ただいま、つなかん」見てきた。
なんかしみじみよかった。
最初のナレーションが始まったところで
もうじわっときたのはなんでだろ。
震災の後、被災した自宅を学生ボランティアに提供して、
それがきっかけで、解体するはずだった自宅を民宿に改修して、
学生たちを含めたたくさんの人とつながり続けながらこれまで来ている一代さん。
その10年以上の日々をつないだドキュメンタリー。
提供した自宅の最初のあばらぶりにびっくり。
こんな状態の中でたくさんの人がボランティアしてたんだ、
と改めて当時の大変さを知る。
そして、一代さんの日々は、いまも途上で。
いい人になんでこんなことが起こる?とか、
どんなでも人は生き続けていくんだなあ、とか
若者っていいなあ、とか
人は、人とのつながりで力をもらっていくんだなあ、とか
見ながらいろんなことを思った。
出逢いで人生は動いていく、ということも。
若い移住者が何人もいる唐桑。
土地の魅力、そして人の魅力。
地域のお祭りの伝承太鼓をたたいているメンバーの多くが
移住の若者、という図は圧巻だった。
気仙沼、遠洋マグロの船の出航送りのシーンもあって、
そうだ、「おかえりモネ」の舞台だった、と思い出す。
こういうひとりひとりと地続きのドラマだったんだなあ、と
あらためて特別さを思う。