ある記事で坂口さんがお勧め本で挙げていたので、
「さむがりやのサンタ」という絵本、
どんなかと読んでみた。
ファンタジーというよりは、
妙にリアルなサンタを描いたお話だった。
坂口さんがこれを気に入ってたのはなぜなんだろう。
前に坂口さんが、人から勧められて本を読むのが好きだと言ってて、
その人の気に入った点を考えて読むから、またおもしろいのだと。
まさにそうだなあ。
坂口さんお勧め本でなかったら、
さっと読んで終わりにしてたかも。
クリスマスイブのサンタさんの1日を描いた、マンガチックなお話。
けっこうシニカルなサンタさんが、
目覚めてから、世界にプレゼントを届けに回って、
帰ってきて眠りに就くところで終わる。
人間くさいサンタさん。
絵がけっこう細かいし、情報量たくさんあるので、
じっくり見てると楽しい。
奥付を見たら、1974年発行で、
2011年11月現在で62刷。人気本なんだ。
坂口さんは、どういうところが気に入ったのか、聞きたいなあ。
きのう、豊本めぐみという人の絵本読み聞かせを聞いたばかり。
絵本っていいなあ、とあらためて思う。