モネ日記

「おかえりモネ」感想・・・その後の日々のつぶやき(エンタメから)・・・

ドラマを見ること

楽しみにしてた「プリズム」最終回。

今回はいろんな要素盛り盛りで、

ちょっと期待したのとは違ったかな。

3人の関係は、微妙な決着。

「離れてても、相手の存在を感じられるだけで十分」って?

他が妙にキレイに収まっていくのに対して

どういうことかなあ、とこちらに解釈を預けられた感じ。

 

ドラマを見るって、

ものごとは自分の思うとおりになるわけじゃない、

自分の感覚がすべてじゃない、

ということを感じさせられることでもある。

 

去年の今ごろは、

「おかえりモネ」の展開が、期待したようには描かれなくて、

肩すかしを食ったようでとてももやもやしてたんだった。

その前に気持ちが盛り上がってた分、

がっかり感も強くて。

 

その後また気持ちを持ち直して、

結局最後はのめり込んで見るようになったんだけど。

 

先がわかってて見るのと初めて見るのとでも、

また違う。

 

今回のプリズム、

見終わってまた見直してる。

そうすると、最初のときの違和感が薄らいで、

ひとつひとつの場面を素直に受けとめられる。

「おかえりモネ」のときも、

一度見はあっさりした印象だったのが、

録画を繰り返して見ると、

いろんなことが伝わって感じることがよくあった。

 

先を知ってて見る、というせいもあると思う。

余分な自分の予想はなくなって、

ドラマの示しているものを

素直に受けとめることに集中できるような。

 

どっちがほんとなのかわからないけど、

だから、1度目に見たときの感覚は貴重だと思うし、

もう一度見返したときにより気持ちに沁みる作品は、

それはそれで素晴らしい作品なんだと思う。

 

いずれにしても、

もう一度見返したい、と思う作品はいい。

そういうドラマにこれからも出逢えますように。