体調崩して、なにもする気になれず、
寝ても眠れないので、
リアルタイムで見たつもりになってたけれど、
とても評判がよいので、
そうだっけ?と確認する気持ちで。
初回を見て、見覚えがない、と思う。
どうやら前に見たのは、途中回だけだったよう。
初回から惹きつけられて、
結局10話通して見てしまった。
そのうち頭痛も薄らいでいて。
塚原監督×野木脚本×新井プロデューサーの組み合わせは
やっぱりいいドラマを作るなあ。
お話が腑に落ちるし、
役者さんがみな素敵に見える。
石原さとみは、実はあまり好きじゃなかったんだけど、
ミコト役はとてもいい。
今「ちむどんどん」でとんでもない役をやってる竜星涼が、
出番は少ないけど、とても魅力的。
こんなにかっこいい人だったっけ、という感じ。
ひとりひとりの役者さんに細やかに出番があって、
細かいカット割りが全部計算されてる。
最終回は、特に見応えがあって、
たくさんのことが無理なく展開して、
ひとつひとつのシーンも心に沁みる、
これぞ最終回、という内容の濃さだった。
つい何度も繰り返して見てしまったくらい。
この作品の大切なテーマが全部含まれていた。
UDIチームが、
最後にはほんとに愛おしく思えた。
体調崩したことでできた、ぽっかりとした時間。
できなかった残念なことや迷惑かけたこともあるけど、
おかげで、このドラマを見ることができた。
それはそれでよしとしよう。
ありがとう。