やっぱり見返してしまった「おかえりモネ」菅モネシーン。
初めから最後まで通して。
清原果耶さんは、モネ役が一番好きだなあ。
学生時代や登米にいたころの、幼さが残る生き生きした感じも、
後半の大人っぽいちょっと色っぽさがある感じも、
どちらも魅力的。
あらためて見ても、
ちょっとした表情や仕草がほんとに自然で細やかで、
役の人物をとてもリアルに感じてしまう。
坂口さんと合わせて、ふたりの台詞は発声があまり声を張ってなくて、
穏やか。
(「舞いあがれ!」の貴司くんもそんな感じ)
そして特に後半、ふたりそれぞれが自立した関係に描いていて、
これは恋愛関係を描いたんじゃない、と
ほかのドラマとの異質さをあらためて感じた。
不思議な朝ドラだったなあ。
80話のコインランドリーシーンは、やっぱりいい。
どういいのか説明するのも野暮な気がするけど、
何度でも見たいし、何度見ても心に届く。
たったあの数分の中で起こる
予測しなかったふたりの心の動きにもっていかれる。
脚本、演出、役者さん、音楽、ほかスタッフの皆さん、
こんなふうに成立させてくださって素晴らしい。
ドラマが終わって1年半近くたつけど、
今見てもやっぱり好きな、私にとっては特別な作品。
ここ数日は、「舞いあがれ!」の舞と貴司シーンにハマってる。
何度でも見たいと思える作品があって、
見たいときに何度でも見られるのは
幸せなことだなあ。