妻夫木さんに注目してるので、「Get Ready!」見てみた。
なんか不思議な話だった。
ブラックジャック的医療ものかと思ったら、
日本の現状への批判・危機感的なエピソードが
けっこうドキュメンタリーっぽく真面目に出てきて、
取り上げてくれてありがとう、と思いつつも、
一方で、チームや病院スタッフの描写が軽くて、
このドラマの主眼はどこになるのか
なんだか戸惑った初回。
途中まではなんだかなあ、と思ってたけど、
池松壮亮らの熱演もあって、
後半の展開は、まっとうな感じに。
やっぱりこっちの路線かと思いつつ、
次回のエピソードはどういう方向になるのか、
もう1回見てみようかな、という気持ちにはなってる。
でも、妻夫木さんじゃなかったら見ないドラマ。
好感をもってる人が頑張ってると思うと、
応援したくて、見なくちゃ、となりがちだけど、
そういう視聴はけっこう苦痛でもある。
だからいっそ全然興味の持てないドラマになってたら
ありがたかったりするんだけど。
視聴者のわがまま。
このごろ、番宣が盛んで、
制作の裏側とか、役者の人間味や奮闘ぶりを紹介されることが多い。
それで情が湧いちゃって、
見なくちゃ申し訳ない気持ちになりがち。
それが提供側の狙いなんだろうけど。
もうちょっと自制心を持たないと、
目先の感情につられて流されて終わりそう。
全部に対応できるわけじゃないんだから、
自分の大切にしたいことを
ちゃんと考えてろ、私。