ずっと録画が残してあった「PICU」を
1話、3話、4話と一気見した。
(また夜更かし)
あまり期待してなかったんだけど、
1話を見て、わりと好きなドラマだ、と思う。
セリフが多すぎないのがいい。
主人公も、あまりしゃべらず、表情だけの受けがけっこうある。
それもけっこう繊細な。
何かあったとき、
ドラマでは、登場人物が何か言葉でリアクションしがちだけど、
現実にはそんなにいつもうまい言葉がかけられるわけじゃない。
受け止めるだけで何も言えない方が普通。
だからこそドラマでは、
素敵なセリフで状況が動くのを期待してしまったりするんだけど。
安田顕は、いつもより静かな演技で、
私はこれくらいが好き。
よく流す涙が人の良さを出していて憎めないし、
登場人物がやりすぎてない、ほどよい感じがいい。
展開が少しあっさり進みすぎる、
他の人物のエピソードがいろいろあって、
PICUつくりのテーマが中途半端、
というあたり、ちょっと気になるけど、
好感もてるドラマではあり、
もう少し見ていこうと思った。
また見るものが増える―。
すっかりドラマづいているこの秋。