あまり予備知識なく、娘の結婚を控えた父の映画、
くらいしか知らなかったので、
見てみたら、
男性の身勝手発言がたくさんあったり、
戦争で日本が負けたことについての談義があったり、
当時の日本に新しい家電や娯楽が入ってきてる感じとか、
そして、映される生活の様子とか、
世相の違いをすごく感じる映画だった。
でも、特に後半、父の笠智衆が、娘を便利に使ってては、と
嫁に出そうとし始めてからのあれこれは、
なんかとてもよくわかる感じ。
最後、とても余韻の残る映画だった。
岩下志麻も素敵。
身勝手な男たちと生活する当時の女性が、
実はとてもしたたかでしっかりしてる感じもよく描かれてた。