WOWOWで録画したものを消化しなくちゃ、と
「ロストケア」を見た。
映画館で見ていたものだけど、
前に見たときよりも
いっそう2人のひとつひとつの表情に惹きつけられた。
長澤まさみは、美しいけれどいやらしいかたくなさがある感じ、
松山ケンイチは、やはり清々しい透明感があって、
涙が目の奥からたまってきてこぼれるシーンは、
いったいどうしたらあんな演技ができるんだろう、と驚愕。
どちらもあるあるで、とてもよくわかるもの。
そしてとても難しいこと。
今自分が、親の世話でいろんな思いを味わっている最中。
前に見たときとも状況が違っていて、
苦しいモヤモヤした中で、
自分はどうしたらいいのか、
どうしたいのか、
正解というものはない問を、ずっと考え続けてる。
ラストシーン、
最初見たとき、気づいてたっけ?
2人の応酬の意味が、
より心に落ちた気がした。
しんどい映画だけれど、
やっぱりすごい映画だなあと思う。
消せなくて、ついディスクに保存。