モネ日記

「おかえりモネ」感想・・・その後の日々のつぶやき(エンタメから)・・・

ロストケア

WOWOWで録画したものを消化しなくちゃ、と

「ロストケア」を見た。

映画館で見ていたものだけど、

長澤まさみ松山ケンイチのやりとりをもう一度見たくて。

 

前に見たときよりも

いっそう2人のひとつひとつの表情に惹きつけられた。

長澤まさみは、美しいけれどいやらしいかたくなさがある感じ、

松山ケンイチは、やはり清々しい透明感があって、

涙が目の奥からたまってきてこぼれるシーンは、

いったいどうしたらあんな演技ができるんだろう、と驚愕。

 

長澤まさみ役の葛藤も、松山ケンイチ役の葛藤も、

どちらもあるあるで、とてもよくわかるもの。

そしてとても難しいこと。

今自分が、親の世話でいろんな思いを味わっている最中。

前に見たときとも状況が違っていて、

苦しいモヤモヤした中で、

自分はどうしたらいいのか、

どうしたいのか、

正解というものはない問を、ずっと考え続けてる。

 

ラストシーン、

長澤まさみ役の言葉に、松山ケンイチ役が涙を流す、

最初見たとき、気づいてたっけ?

2人の応酬の意味が、

より心に落ちた気がした。

 

しんどい映画だけれど、

やっぱりすごい映画だなあと思う。

消せなくて、ついディスクに保存。