今日は、亀井聖矢さんのコンサートに行ってきた。
ちょっと前のあさイチに出たより先にチケットは取ってたんだけど、
あさイチの演奏とお話を聞いて、とても楽しみにしてて。
すごくよかった!
テレビを通してとは段違い。
あのときのあさイチMCとゲストの方の驚嘆ぶりがわかる。
間近で聴けたなんてどれほどだったことか。
響きのいいホールだったこともあって、
音がとにかく華やかで重くて、ドラマチック。
ひとりで演奏してるとは思えないスケール感があった。
そして、何本指があるかと思うような超絶技巧で、軽やか。
もちろん、ひとつひとつの音も美しくて。
ご本人は花粉症で大変だったと言われてたけど、
そんなこと感じないたっぷり満足の演奏だった。
反田さんとはまた違う魅力。
真後ろの席にピアノに詳しそうなご婦人がいらして、
「天才。すごい人が出てきたわねー!」と
大きな声で興奮してしきりに褒めてらっしゃった。
夜は、Eテレクラシックで「共生へのアンサンブル」を聴いて、
音楽っていいなあ、としみじみ。
アンサンブルするっていうのも、やっぱりいい。
私自身はハーモニーすることからずいぶん遠ざかってしまってるけど、
久しぶりに懐かしい感覚を思い出した。
最後の、ひとりずつはけていく演出がよかった。
「孤独のアンサンブル」からもう3年近くたつということにびっくりする。