ドキュメントやトーク番組が好きで、
その中で鶴瓶さんが、出逢った若者に言った言葉。
ひとりで神社のお参りにきたという青年が
「最近いいことがない、嫌なことがあったんで厄除けに」
と言うのを聞いて、
「それは、いいことが起こる前ぶれやわ」「ほんまそう」
「嫌なことは全部、ボーナスポイントや思ったらええ」
「嫌なことはみなボーナスポイント。あとで返ってくるわ」
「運を見つけたらええのや。運使うってよく言うやんか」
「運は自分の生き方によって開かっていく」
「自分の生き方が悪かったら、運なんて開けないよ。すべて自分の生き方や」
「がんばれ」
なんのてらいもなく言い切ってて、
言われた若者も、すっかり気をよくしていた。
鶴瓶さんからにこにこした顔でこんなふうに断言されたら、
そりゃー心強く思うよなあ。
こんなふうに言ってやれる大人って、かっこいい。
何ごとも、やっぱり自分の心持ち次第だと思う。
サッポロビールの正月定番CMの「大人エレベーター」、
今年は反田恭平さん!
その中で、印象的な言葉がいくつもあった。
「絶望とは?」
→「僕にとっては、経験値。.絶望をもプラスに変える」。
「自分の評価と他人の評価とどちらか選ぶなら?」
→「自分の評価。明日だったらもっとうまく弾けるよと思ったりするし、
絶対成長していると確信を持って言えるので」。
「他人の音に嫉妬することは?」
→「ない。僕は僕って感じなので。僕は僕にしか出せない音があると思う」。
「奇跡とは?」→「人」。
「弱さとは?」→「可能性。そういう人に限って可能性はあると思う」。
「嫌いな言葉は?」
→「あまり考えたことなかったかも。明日になれば好きになるかも」
うーん、ますます反田さんのことを好きになるなあ。
考え方が、明るい方向。それも迷いがなくて。
あの若さで"大人"として登場するのもたいしたもんだ。
どんな考え方をしているか、は
自分が決めていけることだと思う。
意識してつくっていけることだと思う。
毎日毎日、自分が発想していること、考えていることの積み重ねが
自分の人生のあり方をつくっている。
無難に縮こまる考え方は普通な気がするけれど、
もっとあっけらかんとしててもいいかもしれない。
新しい年、
自分の思考の言葉をちょっと意識して、
軽やかに愉しく、自分を肯定していく回路をつくってみたい。