今日は余裕があったので、前から気になってたアニメ映画2つ観てきた。
「THE FIRST SLAM DUNK」と「すずめの戸締まり」。
どっちも映画館で観た方が良さそうなので。
どちらもよかった。観に行ってよかった。
同じアニメだけど、テイストは全然違うので、
「SLUMDUNK」のあとに「すずめ」を見始めたときは、
しばらく違和感があったけど☆
「SLUMDUNK」は、まず音にやられた。
ほとんど事前情報は入れてなかったので、
もともと漫画の初期のデフォルメっぽい桜木テイストと
安西先生の名言くらいしか知らなくて、
映画がシリアスタッチだったのにびっくり。
桜木にも途中まで気づかなかった。
5人のこれまでが少しずつ挿入されていったので、
初心者の私にはほどよく興味をもって見られてよかった。
試合結果も知らなかったし。
桜木の超人ぶりには、ときどき笑わされて、
とにかく楽しませてもらった映画。
高校の部活でも、バスケ部ってクレバーな印象があって、
映画の選手たちもそんな感じ。
バスケのかっこよさがいっぱいつまってた。
「すずめ」は、特に後半、震災を思わずにはいられなかった。
映画の力なのか、震災のことが心に蘇るからなのか、わからないけど、
ずっと心をつかまれて、涙が浮かんだまま観ていた。
被災者の人は、見ていられるんだろうか、と思ったり。
海外の人は、普通にスペクタクルとして観られるのかな。
新海監督は、どうしてこういう映画を作ろうと思ったんだろう?
このごろ地震がちょこちょこあるので、
なんだか絵空事に思えない気分。
「神様」に理由なんかない、という台詞、
それでも一日でも平穏に生きたいのです、と祈る気持ち、
誰かが「戸締まり」してくれているのなら、感謝したい。