このところ、自分のメッセージが電波を通じて読まれることが続いて、
ちょっと新鮮な気分。
この間の「怪物」ムビチケ当選の発表が、
先週のラジオであった。
(チケットはすぐ届いたんだけど、放送での発表は今ごろ)
当選者名とともに、その人の書いたコメントも読むのが通例なので、
自分のが読まれるのをちょっと楽しみにしてた。
パーソナリティの声を通して読まれた私の言葉は、
表情豊かに感情が乗っていて、
思った以上に生き生き伝わってきた。
ちょっとコメントをはさんでくださるのも、
双方向感があって、うれしいご褒美。
それから、「ほぼ日」でも、自分の送ったメールを読んでもらえた。
10時間くらいの特別番組の中で、
ちょうど聴いたところで聞こえてきてびっくり。
こういうタイミングは、なんかうれしい。
茂木健一郎さんのラジオ番組でも、
ちょっと送った感想を取り上げてくださって、
茂木さんの声で呼びかけられると、なんかびっくりしてしまう。
「ほぼ日」では、送ったメールが、
コラムの中や読者メールで紹介されたことも何度かあって、
それはどれくらいの確率なのかわからないけれど、
ちゃんと届いてるんだ、と驚き、
ただ送りたかっただけの私のメッセージも、
価値のあるものだったと思えて、うれしい。
媒体を通してのつながりは、
なんか不思議な感じがする。
別世界と思ってたものが、急に現実になったような。
そして、自分の言葉が他人の声で表現されると、
自分の中で響いていたものとはまた違って、
世の中で生まれ直した気がする。
「他人を通す」ということ、おもしろいな。