いつも聴いてるポッドキャスト「真夜中の読書会」講談社のバタヤンが、
「今日はほんとは漫画を紹介する予定だったのに、
なんだか漫画を読んでてもどうも頭に入ってこなくて。
目は追ってるんだけど集中できないっていう状態になっていて」と言う。
原因は、セクシー田中さんの作者が亡くなられたニュース。
すごいショックを受けていて、
漫画読めないくらいに自分がショックを受けてることにびっくりした、
この数日、ついどうしてもそのことを考えちゃう、と。
自分自身はそういう部署に関わったことはなく、
何かを語ることはしたくないけれど、
なぜ今日しゃべろうと思ったかというと、
純粋に落ち込んじゃったんですよー、と。
無念、のひとことではすまされないけど、
ドラマも漫画も好きだったから、
考えれば考えるほど悲しい気持ちになって、
でも、もっと近くで携わっていた人はもっともっと傷ついているだろうと、
そういうことを想像すると、胸が苦しい。
そう言って、今日のポッドキャストでは、そんな自分への処方箋の本を紹介されてた。
大きな話題になったこのできごと、
それについてたくさんコメントがあったけど、
私には、このポッドキャストの人の、
静かで素朴な語り口で言われたことが、
なんだか一番素直に聞けた気がした。
とても気持ちがわかる気がして。
ただ自然な気持ちを言う、それだけでもいいんじゃないかと思ったり。