おかえりモネで坂口さんに興味を持って、
過去の坂口さんのものを、
いくつか見られるだけ見ている。
(ドラマも映画も雑誌も本も)
それまでは存在すら知らなかった作品。
それを今になって、何年も前のものを初めて目にしている。
そして、惹かれるものをいくつも見つけて、楽しんでいる。
作品が残る人たちって、
こんなふうに、そのとき自分がやってたことを
ずいぶん経ってから発見されたりするんだ。
そう思うと、
そのときに表現していたことって、
そのときには思いもしなかった影響を
あとから生んだりするものなんだ。
そのときは、反応を得られなかったとしても、
その先に、また価値が変わったりする。
「過去と他人は変えられない」
と言うけれど、
未来の自分によって、過去の見方が変わったり、
他人の(自分も?)気持ちが変わったりすることがあるんだ。
そう思うと、
今の自分を、
今の自分の心で決めつけて見る必要はないなあ。
特に、自分で自分を貶めることはない、
と言ってあげたい。