知り合いの話。
昔メンタルがどうしようもなくなったとき、
本屋でふと目にした本に
「100日続ければ変わる~」みたいなのがあって、
そんな簡単なことはないやろーと腹が立って、
やったのに変わらなかったと著者に文句を言うために、
本を買って、
書いてあることをほんとに続けてやってやろう、
と始めたことがあったそう。
それは、1日ひとつ、たとえば「笑う」とか簡単なことで、
こんなことがなんになると思ったけど、
文句を言うのが目的だったから、
絶対毎日続けねば、と意地になってとにかく続けたのだと。
そうしたら、50日くらい過ぎたころから、
なんとなく気持ちが変わっていったそう。
何が功を奏したのかはわからないけれど、
やってみねばわからないこと。
そして、やってみる動機は前向きでなくたって。
「怒り」がエネルギー源だ、という友人がいる。
マイナスな感情が強いバネになること、
それがいい方向につながればいい。
今日読んだ「ほぼ日WEEKLY」の西田善太さんの言葉で、
「好奇心は人任せにするな。
伝聞でなく、自分の目で
行った、買った、持った、というのが大事」
というのも、
そうだなあ、まずは自分が体験することを惜しまずに、と思ったばかり。