深夜に放送された映画「おもいで写真」、
なんの予備知識もなかったけど録画してたのを
今日体調不良でぼんやりついでに見る。
高齢者の遺影用写真を撮ろうという市役所の提案から
思い出の場所で撮る「おもいで写真」が始まる話。
高良健吾がよい青年ぶりだった。
(ちょっと「いつかこの恋を~」の練のような)
誰もがよい表情で写真に収まっていてうれしそう。
「浅田家」のことも思い出したりして、
写真って、やっぱりいいなあ、と思う。
見ながらふと思ったこと。
私だったら、どこで撮ってほしいだろう?
・・・考えて特別思いつく場所がないことに気づく。
今までいろんなことをしてきたつもりだけど、
その中で「これが私らしい場所」「残してほしい場所」が選べない。
そのときそのときは心傾けていたけど、
どれも続いていないからかな。
「おもいで写真」ってうれしそうに収まれる人は、
幸せな人生でもあるなあ。
自分はこれがやりたい、と心から思えるものがまだ見つからない
っていうのが私の変わらぬ悩み。
自分は、「愛する」対象をもってないなあ、
とこのごろつくづく自覚している。
だから悪いとは思わないけど、
そういうところ、世の中の人とはちょっとはずれているのかも。
好きなことはあるけれど。
「どこで写真を撮ってほしいですか?」というのは、
けっこうおもしろい質問かも。
場所への愛着がもっと湧きそう。
自分の人生ももっと大事に思えそう。