モネ日記

「おかえりモネ」感想・・・その後の日々のつぶやき(エンタメから)・・・

ウクライナ・ダイアリー

ウクライナ関連のことは、自分にはどうにもできないから、

そのストレスを受け止める自信はなくて、

情報に触れるのをできるだけ避けていたけれど、

ウクライナ・ダイアリー 不屈の民の記録」という本、

著者のトークを聞いたこともあって、

読んでみた。

 

ウクライナ人の妻を持ち、

ちょうどロシア侵攻直前にウクライナに移住していた日本人記者の著者。

ウクライナ人がなぜここまで戦うのか、

日本人の感覚ではわからない、

歴史をふまえた「自由のために戦う」という強い意志について、

今回の侵攻の中で、著者自身も認識を新たにしたことが

家族とのやりとりも含めて個人的な記録として書かれている。

 

そうなんだ、と思いつつ、

読んでいると、そうしたウクライナの人の戦う姿勢について、

強さ、たくましさを感じて、賞賛したい気持ちになる自分がある。

でも、だからって、戦うしかないのか、

という現実は肯定したくない気持ち。

多くの悲惨なできごとも記されているから。

 

戦争って、やっぱりドラマチックになりがち。

そうした描かれ方、伝えられ方に、

のみこまれたくない感じがして、

本は今半分くらいで読むのを中断してる。

だから、この感想は、

著者の本の意図を全部汲み取ってはいないもの。

 

続き、どうしようかなあ。

 

著者のトークを聞いていたときは、

もう少し違った印象だった。

侵攻が始まってからも、ウクライナでは、

毎日お笑いなど舞台が続けられていて、

みんな笑って過ごしていた、

というところも私が惹かれたエピソードだった。

心が元気でいるって大事。

 

考えるほど、ああ、戦争は嫌だ、

というところに行き着くしかなくなるので、

ガザ地区のことも含めて、

他のいろんな国・地域でのことも、

ほんとに心が重い。

 

大河ドラマで見るように、

昔の日本だって、戦国時代を始め、

国内で刀を持って戦っていた現実がある。

今ではとても考えられないけど。

 

書いていてとりとめもないけれど、

本を読みながら思ってしまったので、

ちょっと書いておく。