「地球交響曲」第九番を見てきた。
監督のパートナーでプロデューサーの龍村ゆかりさんのトーク付きで。
やっぱりとてもよかった。
特に、指揮者小林研一郎さんの「第九」演奏までのパートが圧巻だった。
第九ってあんなに感動的な音楽だったんだ、
そして、コバケンさんの魅力的なこと!
本番の演奏は、指揮と演奏が一体化して、自在な音楽になってた。
上映会の会場がちゃんとしたホールで、
しかもいい映写機が使われてたこともあって、
画面も美しく、音も申し分なく、
本番のシーンなど、臨場感たっぷり、
何度も胸打たれて、息をのむ思いで聴いた。
ゆかりさんのお話からも、
映画制作に当たって、不思議なシンクロがたくさんあったそうで、
改めて、何かほんとの思いから発することって、
ちゃんとそういう流れが起こるものなんだな、と
久しぶりにそういう感覚も思い出した。
最初から「第九」を第九番に制作したくて、
ちゃんとそれを果たしてから亡くなられた龍村仁監督。
「有志竟成」、世界ってそういうふうにできてるのかな、
コバケンさんも、龍村監督も、
こんなすごい高齢者がいるじゃないか、と思うと、
高齢化社会だって、実はすごい財産でもあるように思えてくる。
私が関心もちたいことは何だろう。
今日は帰り際にちょうど、
主催者の方と、龍村ゆかりさんにそれぞれ偶然お会いできて、
直接お礼を伝えることができた。
それもよかった。